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エアリズムの臭いが取れずにくさい!? 洗濯による対策や類似品・代替品を紹介!

ユニクロが展開するエアリズムインナーシリーズ。汗をすばやく吸い取り、肌面をサラサラに保つ機能性が人気です。春夏シーズンはもちろん、重ね着にも適しており、年中使えるインナーとして高く支持されています。

とくに「着た瞬間ひんやりする」ような接触冷感と、肌にピタッと密着するストレッチ性が人気なのはご存じのとおりですが、その反面「だんだんイヤな臭いがするようになった」「洗濯しても臭いが取れない」という話もよく耳にします。

かく言う筆者もそのひとりで、以前から「イヤな臭いがするようになったエアリズムインナーなど、化学繊維のウエアをどうするか」というテーマを抱えてます。この解決法についていろいろと考えてみましたので、参考にしてください!

目次

エアリズムの素材をチェック!

ではまず、エアリズムインナーに採用されている素材とその特徴について調べてみました。

エアリズムのインナーシリーズに使われている素材

エアリズムのインナーシリーズ(メンズ・レディース・キッズのタンクトップやVネックTシャツ、キャミソールなど)は、以下のような化学繊維を複合的に使用しています。

  • ナイロン
     非常に滑らかで耐久性があり、肌ざわりが柔らかくフィット感を高める素材。ストッキングやスポーツウェアに多用される。
  • ポリエステル
     汗を素早く吸って乾かす「吸汗速乾性」に優れた素材。軽量でしわになりにくく、毎日の洗濯にも強い。
  • ポリウレタン(スパンデックス)
     伸縮性を高めるために少量混紡される素材。ピタッと肌に沿うフィット感のもとになっている。

※構成比の一例(エアリズムメンズVネックTシャツの場合):ナイロン89%、ポリウレタン11%(モデルによってはポリエステル混紡)

素材からくる通気性と快適さ

これらの素材は天然繊維とは異なり、汗を繊維の外側に拡散させる「水をはじきながら乾く」特性を持っています。汗を吸ってから乾くまでの時間が短く、インナーが肌にまとわりつく感じが少ないのが大きな利点です。

また、繊維が極細のため、滑らかな肌ざわりと適度な冷感を実現しています。風通しもよく、熱がこもりにくい構造になっています。

製品によって異なる防臭・抗菌加工

エアリズムのインナーシリーズには、「抗菌防臭」や「消臭」などの表記があるモデルもありますが、すべての製品がそれに該当するわけではありません。モデルによってはこれらの加工が施されていないこともあるため、選ぶ際は商品説明欄の確認が重要です

エアリズムに限ったことでなく、化学繊維の服の防臭・抗菌加工には「使用効果に限度」があり、永久的なものではありません。着用や洗濯を繰り返すことで、徐々に加工成分が薄れたり、繊維自体に皮脂や臭いの成分が蓄積しやすくなったりします。

エアリズムが「くさい」と感じるとき

臭いが残りやすい化学繊維の特性

ポリエステルやナイロンといった化学繊維は、皮脂汚れや汗による臭いを繊維の奥まで取り込みやすい性質があります。綿素材に比べると吸水力が低いため、臭いの元となる成分が残りやすくなるのです。

さらに、繰り返しの着用や洗濯によって、防臭加工が落ちてしまうと、嫌なニオイが目立つようになります。

どれくらい使い続けると「洗ったのにくさい」と感じる?

筆者はエアリズムインナーを使う頻度はそれほど多くなく、夏の間に週一回ほど着る程度です。臭いが気になってきたのが、それくらいのペースで2年ほど使ったときでしょうか。
ネット上では、週に2〜3回の着用で半年以上経過したエアリズムで、臭いが残りやすくなったという声が下のように聞かれます。

「お気に入りで週2回くらい使ってたけど、半年経った頃から洗っても臭うように……。洗剤を変えてもダメだったので買い替えました。」


「夏場に汗をかきすぎたせいか、翌年取り出したらなんか臭いが気になる……。」

使用頻度・使用回数が多くなるにつれ、素材自体に蓄積された臭いが完全には落ちにくくなることが感じ取れます。

エアリズムのインナーのイヤな臭いを、洗濯で解決するには

では、洗ってもイヤな臭いの残るようになったエアリズムをどうすればいいのでしょうか。

筆者はジムに通って週に何度も大量に汗をかくので、エアリズム以外にも化学繊維を使用した一般的なトレーニングウエアなどで「イヤな臭い問題」に頻繁に直面してきました。
まず最初に考えたのが「いつもと違う洗濯洗剤でなんとかならないか?」です。

消臭効果が強力な洗剤で洗濯

通常の洗濯用洗剤では、化学繊維に染み込んだ皮脂や臭いを完全には除去できないから臭うのだろう、と考えて「消臭・抗菌」に強い洗剤を試してみました。

以下はすべて、自分で試したものとその結果に関する感想です。

オキシクリーン(酸素系漂白剤)

普段の洗剤にプラスして、消臭と漂白のW効果が期待できる漂白剤。オキシペースト・オキシ漬けといったワザもよく紹介されています。
筆者は当初染み抜きとして購入しましたが、防臭効果も高いということで使用してみました。

花王 ワイドハイターPRO クリアヒーロー

さらなる効果を求めて購入したのがこれ。しみこんだ汚れを強力分解しニオイ・菌まで除去。つけおきで効果大とのことで試しました。

レノア 超消臭

消臭力の高さに特に注力した柔軟剤ということで、期待を込めて購入しました。

筆者が実際に試してみたのは以上です。
この中で個人的にいちばん効果を感じたのは最後の「レノア 超消臭」で、エアリズムはじめ化繊の服の臭いはかなり気にならなくなったように感じました。

前の2つについては、洗ったあと何度かの使用では効果があったと思いましたが、しばらくするとまた同じような臭いが戻ってくることが多いように感じました。

ただ、全く同じ服を同時に洗ったというわけではありません(そもそもできませんよね)。レノアは比較的汚れの少ない服を洗ったからなのかもしれません。

筆者なりの結論としては、「洗剤である程度解消できるが、限度がある」「特に汚れの蓄積度によっては解消が難しい」ということです。
逆に言えば、「モノによっては消臭力の強い洗剤による洗濯で解消できることがある」ということです。

他にも強力な消臭効果を売りにした洗剤が多くあります。以下は、実際に試したことはないのですが、公開されている特徴とともにご紹介しましょう。

レノア 煮沸レベル超消臭
「いつもの洗剤や柔軟剤に加えるだけで、しみついたニオイまで煮沸レベルに消臭」の売り文句に惹かれます。今使っているものがなくなったら使ってみたい一番手。

ナノックス ワン PRO
ナノレベルの洗浄力で繊維の奥に入り込んだニオイ成分にアプローチ。

トップ スーパーNANOX ニオイ専用
消臭科学から生まれたニオイ専用、高濃度の洗剤。

煮沸による洗濯

より強力な対策として、「煮沸による洗濯」をすすめられることもありますよね。
手順を紹介しますと、

手順:

  • 鍋に水を張り、沸騰させる
  • エアリズムなどのウエアを入れて、火を止めてから10分ほど浸す
  • その後、ぬるま湯でよくすすぎ、通常通り洗濯する

※注意点:煮沸によって素材が傷む場合がありますので、必ず製品の洗濯表示を確認すること

筆者は、この煮沸による洗濯も試してみました。
その結論としては「確かに洗濯よりも効果はある。ただし、どのような状態の服でも解消するわけではない」です。
ここでもやはり、徹底的に臭いのしみついた服については、しばらく使い続けるとまた臭いが復活してしまったからです。そのような服は、「もうダメだ」と感じて捨てました。

また、「大きな鍋に熱湯を沸かして服を煮沸する」という行為がどうもハードルが高く、一回きりで億劫になってしまいました。

皆さんの中でも「大きな鍋って、いったいどれを使ったらいいの?」「台所で服を煮るってどうなの」などと、とまどってしまう人が多いのではないでしょうか。

メリノウールを代替品として「臭い問題」を解決する

以上のような遍歴を経た筆者が選んだのが、「消臭洗剤で洗って駄目なものは買い替える」「その際にはできる限り臭いのつかないメリノウール製品を選ぶ」という方針です。

天然素材のメリノウールは、一般的なウールより繊維がきわめて細く、肌ざわりがやわらかいだけでなく、防臭性と調湿性に優れていることでも知られています。
エアリズムなどの化学繊維の製品より高いのが難点ですが、「簡単に捨てなくてすむだろう」と考えて納得することにしました。

実際に筆者の体感上でも「相当に発汗し、都度洗濯をく繰り返してもイヤな臭いが残るような状態になりにくい」と感じています。
インナーウエアをほぼメリノウール製に替え、一着を週一ペースくらいで使って1年半以上経過しますが、臭いがしみついた服はまだありません。

メリノウールに臭いがつきにくい理由(仮説)

メリノウールは特に防臭性において化学繊維と比べて圧倒的に高いとみられていますが、その理由はまだよくわかっておらず、以下のような仮説にとどまっています。

  • 臭いがつきにくい理由(仮説)
    1. スケール構造と多孔質コア
      繊維表面のウロコ状“スケール”と内部の多孔質構造が、汗に含まれるアンモニアやイソ吉草酸などの臭気成分を一時的に閉じ込め、水分とともに拡散させる働きがあると考えられています。
    2. ラノリン(羊毛脂)由来の自己洗浄作用
      メリノ繊維に微量残存するラノリンは、雑菌の増殖を抑制する可能性が指摘されています。
    3. 繊維内部のケラチンが水分を調湿
      ケラチンが湿度を適度にコントロールし、細菌が好む“高湿度環境”を作りにくくします。

イヤな臭いというものが体感上のものでなかなか数値化はしにくいですが、上記のように筆者の体感上でも、防臭効果は高いと感じます。

おすすめのメリノウールインナー

それでは、実際に筆者が使っているおすすめのメリノウールインナーをご紹介します。

●スマートウール パーフェクトクルー ショートスリーブティー
ウール50%、コットン50%。コットンのインナーの感触に慣れた人におすすめ。ややゆったりめのサイズ感です。

●アイスブレーカー 150SS ポケットTee
防臭効果が高いメリノウール100%。暑くても寒くても衣服内の調温調湿に優れとても快適。肌触りもチクチクすることはありません。胸ポケットも便利です。

●エルエルビーン ハイブリット・メリノウール・ショートスリーブ
メリノウール65%で、クールマックスポリエステル35%という素材構成。暑い夏も快適な着心地で愛用しています。

防臭効果は、ウールの比率が下がるほど、防臭効果も下がってくる実感があります。
メリノウール製品の多くは洗濯が可能ですが、天然繊維ゆえに縮みや毛玉が起きやすいので、中性洗剤を使いネット洗い+陰干しが推奨です。

エアリズムより安くて機能性が高い類似品を利用する

市場にはエアリズムに似た通気性・速乾性の高いインナーが多数あります。どうせ臭いが染み付いてしまうなら、できるだけコストパフォーマンスに優れた製品を利用する、というのもひとつの考え方です。

●Duerfusa メンズインナー Vネック
1日中快適な着心地が、3枚組でこの価格です。

●[アオキ] オールシーズン 消臭肌着 3枚組
信州大学との産学協同で開発された消臭肌着で、5つのにおい成分の消臭を可能としています。お求めやすい価格も魅力です。

どちらもエアリズムの代替品として、試してみる価値がある選択肢ですね。

エアリズムの臭い問題は「対策+見直し」で乗り切ろう

エアリズムの「臭いが取れない」問題は、素材の特性や洗濯方法の影響が大きいもの。まずは消臭力の高い洗剤を試し、それでも気になる場合は煮沸や買い替えを検討しましょう。

さらに、メリノウールなどの防臭性に優れた素材や、他ブランドの機能性インナーに目を向けてもいいでしょう。
ぜひご自分に合ったインナー選びを見直してみてください。

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