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登山靴ブランドを格付け! まずは初心者向けを徹底解説!

目次

はじめに

登山を始める際、まず悩むのが「どんな靴を選べばよいのか」という点ですよね。「スニーカーで行くのはご法度!」とはよく聞きますが、初めてなのに高い登山靴を買っても、結局あまり山に行かなくなってムダになってしまわないか?…などと考える人も多いでしょう。

登山靴には、初心者向けの日帰りハイキング用から、小屋泊やテント泊を想定した本格縦走用まで、さまざまな種類があります。
また、近年ではトレイルランニング用に設計された「トレランシューズ」も登山用途として人気を集めています。軽量かつ機動性が高く、スピーディーな登山スタイルにマッチしています。

「初心者だから、日帰りハイキング用でいいのかも」「もしかしたらスニーカーに近いデザインのトレランシューズを買えば、汎用性が高いのでは」など、いろいろ考えてしまいそうですね。

本記事では、「登山靴ブランド格付け」というテーマのもと、まずは初心者向けシューズの特徴やおすすめのブランド、初心者向け製品をご紹介します。まず最初の一足を選ぶ参考にしてください。

初心者向けの登山靴とは

靴を選ぶ前に、まず「登山の初心者とは?」という視点から、考えてみましょう。

低山で無理のない日程からはじめる人が大半

初心者の場合、いきなり北アルプス登山!といったことはほとんどなく、まずは低山、それもあまりアップダウンや険しい岩場などがない穏やかな山を選んでのスタートになるでしょう。

登山の形態も、小屋泊やテント泊、縦走などは体力・技術ともに必要になってきますから、やはり日帰りからということが多いでしょう。
日程も、往復8時間以上かかるようなハードなスケジュールでなく、往復3〜5時間くらいで組むことが多いと思います

登山が定着するかどうかわからない

決して水をさすわけではありませんが、初心者はまだ、本人の中で登山の楽しさが定着していない状態です。筆者の知人でも、「山には何度か行ったけど、もう行かなくなってしまった」という人が複数います。

仕事などが多忙で行けなくなってしまうこともあるでしょうが、「行程が思った以上に辛かったから」「天気が悪いことが続いて楽しくなかったから」など、いろいろな理由があります。中には「登山靴が合わずに足を痛めてしまったから」というケースもあります。

ポイントは履きやすさと価格

以上の「初心者」のイメージを考えると、「初心者向けの登山靴」とは、以下のような製品です。

  • 頑丈さよりも、軽さやクッション性などの履きやすさと歩きやすさ。具体的には、足を締めつけすぎないローカットからミッドカットのモデルや、軽量な合成皮革やナイロン素材のモデル、ソール(靴底)は柔らかすぎず硬すぎずのバランスの良いモデル
  • 手頃な価格、または普段履きも可能な汎用性もあればなお良し
  • 雨天時にも快適な「防水透湿素材」を使っているモデル

登山靴ブランド格付け【初心者向け】

それではここから、「初心者向け登山靴」のランキングを見ていきましょう

1位:メレル MERRELL

アウトドアシューズに定評のあるアメリカブランド。機能性が高いことはもちろんですが、デザイン性が高く、街中でも登山を感じさせず履ける点、初心者にとってありがたいところです。
コストパフォーマンスも高く、通常はかなり高価になるGORE-TEX素材のモデルでも価格が抑えられています。

【おすすめモデル】「モアブ3」シリーズ

優れたグリップとクッション性で、登山初心者でも歩きやすいのが特徴です。ビブラム製のソールは固さは程よく、多少荒れた山道でも足へのダメージを軽減してくれます。

防水透湿素材のパイオニアであるGORE-TEX、同じくソールのトップブランドのビブラムソールを採用しながら1万円台前半からの実勢価格、しかも街履き用としても映えるデザイン。満足度トップクラスで激しくおすすめのシューズです。

筆者は低山用や旅行用、雨天時の街用としてメレルの「モアブ3」を愛用中。これまで登山用の靴を街で履くことはありませんでしたが、これはその習慣を変えてくれました。

筆者のモアブ3での山歩き体験と感想

低山
高尾山(標高599m)や棒ノ折山(969m)などへ行きましたが、もうこれで充分。
軽くて街歩きに向くので、電車で登山口へ行く場合でも、行き帰り用の靴を持って履き替える必要もなく快適。

亜高山・高山
これで大菩薩嶺(2057m)と白山(2702m)にも行きました。
穏やかな行程の大菩薩嶺なら全く問題なし。白山はまあまあの岩場がありましたが、モアブ3で何とか登頂。首都圏からの旅行がてら行きましたので、重い登山靴はやめてこれにしました。

登山の実用性を求めるなら、ミッドカットのモアブもあります。

2位:サロモン SALOMON

トレランや軽登山で高い評価を得ているフランス発ブランド。なおかつおしゃれなブランドとして、流行に敏感な人が山で使わず街で履いていることも多いのが特徴です。
その分やや価格は高めですが、高い機能性と街でもおしゃれに履ける汎用性を考えれば、充分コスパは高いでしょう。

【おすすめモデル】「X Ultra」シリーズ

最大の特徴はGORE-TEXによる優れた防水性と通気性で、雨天やぬかるみの中でも快適な歩行が可能です。
アウトソールにはグリップ力に定評のあるContagrip®を採用しており、滑りやすい地形でもしっかりと地面をとらえます。さらに、シャーシ構造やTPUパーツが足のねじれを防ぎ、悪路でも高い安定性を発揮します。

軽量さも魅力で、スニーカーのような履き心地。長時間の歩行でも疲れにくい設計です。
ミッドソールにはクッション性の高いEVA素材を使用しており、着地時の衝撃を吸収しながら足への負担を軽減します。サロモン独自のワンタッチで素早く締められるQuicklaceシステムも搭載しており、靴ひもがほどける心配もありません。

3位:モンベル mon-bell

日本発の人気ブランドで、価格と品質のバランスに非常に優れる、要はコストパフォーマンスが極めて高いブランドです。ラインナップが豊富で、さまざまなニーズに対応していて選びやすいというメリットもあります。
また全国に直営店があり、アフターサポートも安心です。

初心者向けモデルとしては「マウンテンクルーザー 200」や「トレールウォーカー」などが軽量で初めての山歩きでも安心の履き心地です。

4位:コロンビア Columbia

アメリカの老舗アウトドアブランド。比較的リーズナブルな価格で、コロンビア独自の防水透湿仕様Omni‑Tech™など、機能的にも充分なシューズを提供しています。明るめのカラーやデザインが多く、女性の愛用者が多いのも特徴です。

【おすすめモデル】Newton Ridge Plus II Waterproof(ニュートンリッジ プラス II WP)

見た目と性能、価格のバランスが良く、街歩きから軽登山まで幅広く楽しめる定番シューズ。アッパーはPUコーティングのフルグレインレザーとメッシュのコンビで、コロンビア独自の防水透湿仕様のOmni‑Tech™を採用。雨やぬかるみでもドライさを保ちながら、通気性も充分です。

ミッドソールにはTechLite™フォームを使用して衝撃吸収性と反発力に優れ、アウトソールはOmni‑Grip™のラグパターンで、岩場やぬかるんだ道でも安定したグリップを発揮します。
また軽くて疲れにくく、街履きから日帰りハイクまで幅広く使える汎用性があります。履き始めの硬さが少ないので、すぐ使える点も人気です。
1万円前半の実勢価格で、同等カテゴリの中では非常にコスパが高いモデルです。

5位:キャラバン Caravan

コストパフォーマンスの高さに定評がある、日本の登山靴ブランドです。当然ですが日本の登山環境や日本人の足型を意識して設計されており、フィット感に優れています。
地味ではありますが、長年信頼されてきた質実剛健なイメージが定着しているこのブランド。初めての登山靴選びにぜひ候補に入れたい一足です。

【おすすめモデル】C1-02S GTX

ブランドイメージのとおり、「質実剛健」という言葉がぴったり。アッパーには耐久性のある合成皮革とナイロンメッシュを使用し、軽量ながらもしっかりとした保護性能を備えています。防水性と透湿性に優れたGORE-TEXメンブレンで、急な雨やぬかるみの登山道でも、足元をしっかりドライに保ってくれます。

ソールは少し柔らかめでクッション性が高く、足への負担が少ないため、長時間の歩行でも疲れにくくなっています。足首まわりにはパッドがしっかり入っており、ホールド感も良好。つま先部分にはTPUガードが付いており、岩や障害物から足を守ってくれます。

比較的軽量で、価格も1万5千円前後とコストパフォーマンスが高いうえ、サイズ展開とカラバリが多いことでも人気があります。
デザインも(悪く言えば地味ですが)よく言えば落ち着いており、飽きずに長く使えそうな点もプラス要因でしょう。

6位:キーン KEEN

アメリカのアウトドアブランドで、カジュアルなイメージがやや強いのが特徴。
比較的新しいブランドですが、キーン独自の足型(ラスト)を採用し足への負担を軽減したり、同じく独自のKEEN. DRY防水膜で防水透湿性を確保し、防水や快適性を両立させたりなど、機能への取り組みに積極的なブランドです。

【おすすめモデル】TARGHEE(ターギー)シリーズ

ブランドを代表する人気モデルで、特に初心者から高い支持を得ています。
つま先にゆとりをもたせたワイドな足型の設計で、日本人の足にフィット。長時間の歩行でも圧迫感を感じにくいうえ、爪先を痛めたりしない配慮がされていてポイントが高いです。

アッパーには撥水性の高いレザーや高耐久メッシュ素材を使用、内部にはKEEN独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」を採用して雨やぬかるみに強く、足元を快適に保ちます。
ミッドソールには軽量EVAフォームを採用、衝撃吸収性が高く足へのダメージが少なくなります。
アウトソールは独自のパターンによって岩場でも安定したグリップ力。ミッドカットモデルは足首のサポート性にも優れており、転倒防止にも効果的です

高い耐久性にもかかわらず、履き始めから足馴染みがよく、慣らし期間がほとんど必要ない点も初心者には大きな魅力です。山歩きだけでなく、キャンプやアウトドア全般にも対応するオールラウンドな登山靴としておすすめです。

初心者向け登山靴の選び方ガイド

ローカット、ミドルカット、ハイカットの違いと選び方

  • ローカット:軽快で足首の自由度が高く、整備された低山やハイキングに最適です。
  • ミドルカット:足首の保護と動きやすさを両立。初〜中級者の登山におすすめ。
  • ハイカット:しっかりと足首を固定し、岩場や重装備での縦走登山に対応しますが、初心者には締め付け感が強くて持て余してしまうかも。次のステップで考えたほうがいいでしょう。

ソールの硬さと登山シーンの関係

  • 柔らかめのソール:足に馴染みやすく、日帰りや軽装備登山向け。疲れにくいのが特長。
  • 硬めのソール:荷物が多い縦走や岩場でのグリップ力に優れ、安定感が高まりますが、重くて初心者には疲れやすく感じるでしょう。

登山靴の正しいサイズ選び

  • 厚手の登山用ソックスを履いて試着するのが基本です。
  • つま先に1cm〜1.5cmほどの余裕があり、かかとがしっかりフィットしている状態が理想。大きめのほうがいいと多くで語られていますが、あまりに大きいと靴の中で足がずれ、靴擦れの原因となることもあります。
  • 下り坂を模した斜面で歩行感を確認しましょう。

防水性能の重要性

  • GORE-TEXなどの防水透湿素材を使用したモデルがおすすめ。雨や沢、ぬかるみに対応し、かつムレを軽減して快適に保ちます。

まとめ|最適な一足を選ぶために

登山靴選びで最も大切なのは、「自分の足に合っているかどうか」と「行く山や行程に適しているか」です。もちろんスペックやブランドだけではなく、実際に履いて確かめることが重要です。

登山用品店での試着を基本とし、フィット感や歩行時の感覚を確認しましょう。そのうえで、価格やサイズなどの在庫の都合に応じてオンライン購入を検討するのもよい選択です。

ぜひ自分の登山スタイルに合った一足を見つけて、安全で快適な登山を楽しんでください。

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